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バリ島見聞録

宗教舞踊「ケチャックダンス」主役の2人



【吉村外喜雄のなんだかんだ - 207】
「バリ島見聞録」

正月休み、バリ島ビーチ・ジンバラに出かけ、スキューバーダイビングと観光を楽しんだ。
その時見聞し、印象に残ったことをまとめてみました…。

インドネシアの通貨はルピア(70~80ルピア=1円)。 1,000ルピアが、日本の約12円ということになる。
観光初日の夕食…仲間8人でレストランで食事をした。レストランの円卓席に着いたら、ウエーターが日本語メニューを持ってきた。
「お、日本語のメニューか!親切だなァ」なんて喜んだら、実は"日本人価格"。

お腹一杯飲んで食べて3千円は安い!…と満足する私たち。
カモがネギしょって、お店にやって来たようなものでしょう…。
食後、手渡された清算書は240万ルピア…「えェ~、240万だってェ~」。
1人当たり約30万ルピア食べたことになる。日本円に換算すれば、3千円あまりだが…あまりに金額が大きくて…。
バリだけでなく、香港やセブなどのアジアの観光地…必ず"日本人プライス"がある。
なら、真のプライスは?How Much。
それは、その店と親しい関係にある日本人のみが知る、"友人プライス"に頼るしかない。

商品価格が、売り手と買い手の値段交渉によって決められるバリ。
コネのない私たちが買い物をする時、店員との駆け引きの上手・下手が大事になってくる。
高額のお土産を買う時、"半値八掛"を目安に、どこまで粘れるか…
駆け引きのタイミングと、心理を読むことだ…。

バリの道を歩くときは、スリと足元に注意しなければならない。
道路は狭く、歩道はあっても、注意しないと突然陥没していたり、枯れ木や廃材が歩道を塞いでいて、 バイクが猛スピードで走る車道に出なければならない。

鉄道や高速道路がなく、道が狭く渋滞するバリでは、バイクが最も有効な交通手段になる。
運転するお父さんの前に子供を立たせ、後部でお母さんが乳飲み子を抱え、腰掛ける…大人2人に子供2人までは乗車OKなのだ。
が、ヘルメットをかぶらないと、反則金を取られる。

無数の相乗りオートバイが、縦横無尽に走り回る。
クルマが道を空けろと警笛を鳴らしても無視…バイクもクルマも、前方にちょっとでもすき間があれば、ハンドルさばきも巧みに、 次から次と割り込んでくる。
交通事故に巻き込まれるのではと、恐怖に駆られる。が…2日もすると、危険感がマヒしてくる。

ダイバーショップで…レストランで…用を足した後、水を流そうとノブを回したら…水が出ない。
町の外へ出かける時、「トイレットペーパーを1巻持ち歩くと良い」と、同行のショップ社長…。
聞けば、バリ人はパンツをはかないという?どの家も浴室内に便器があって、もよおしたら、下半身丸裸になって便座へ…用を足した後、 手桶の水をお尻にかけて、手で拭いて、後は自然乾燥?…だから、ペーパーの備え付けがない?

東南アジアの国々を観光し、ビールやおつまみを買おうと、食品スーパーに入ると…その国だけの、独特の臭気が店内に漂う。
「臭い!」…食欲を減退させる臭い。ニンニクと香辛料の混ざった肉ダレの臭いのよう。上海でも、セブでも…。
西洋人が日本にやってきて、味噌や醤油、沢庵の臭いに、「臭い!」と顔をしかめるように…。

バリ4日目頃から、香辛料の強い油ぎった豚や鳥肉料理には、食欲が湧かなくなる。食べたいものが限られてくる…。
南国の果物は美味しい。ところが、バリの果物は甘みがない…スイカにしか手が出なかった。

バリお薦めは、王宮文化華やかな時代から受継がれた「バリ・マッサージ」
バリ伝統技で、アロマオイルを全身に塗って揉みほぐしてくれる。
古い角質が取れ、新陳代謝を促し、観光で疲れた身体を気持ちよく癒し、やみつきになりそう。
ところで、浜辺に"椰子の木"という風景が、南国のイメージである。
が、バリでは、道路脇や山間部の斜面に、何千本もの椰子の木が葉っぱを広げ、ココナッツが生っている。

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