9日~13日、ハワイ観光を楽しんだ。
ハワイは八つの大きな島と、約120の小島から成る。
オアフ島は東京都くらいの大きさ。
島人口は約130万人。内100万人がホノルルに集まっている。
ハワイ一番の産業は「観光」。
街を走っていて、大きな看板やネオンが無いことに気づく。
上海で気になるベランダの洗濯物、ハワイでは見苦しいからと、禁止。
ハワイの現地語は"12音"で出来ている。「ワイキキ」の"キキ"ように同じ"音"が重なった言葉が多い。
「ワイキキ」の「ワイ」は現地語で"真水"。"噴出する水"の意味になる。
「アロ~ハ」は、"いらっしゃい、さようなら、愛してます"などに使い分ける。
では、「フムフム・ヌクヌク・アプアア」は??
答えは「カワハギ」。お魚です。
「♪この木なんの木 気になる木…」で知られる"日立の樹"。
高速からは、あちこちで見ることができる。ハワイ名は「モンキーポッド」、「アメリカン・ネムの木」である。「マロハ~(ありがとう)」
【吉村外喜雄のなんだかんだ - 200】
「金沢の姉妹都市・蘇州」
金沢市と蘇州市が姉妹都市になって、昨年25周年。
金沢市に、蘇州市から寒山寺の鐘が寄贈された。今年そのお返しに、中国で縁起の良い数字とされる"九"にちなんで、
99本の"桜"を蘇州市に寄贈した。
蘇州市博物館と、金沢21世紀美術館の文化交流を、今後より盛んにしたいと、両市の市長が意欲を示した。
5/25 北国新聞
今年の2月、上海と蘇州を観光した。小松空港から上海に直行便が週3便も出ていて、アクセスが良く、
韓国同様手軽に海外旅行が楽しめる。
蘇州市は、上海から高速道路で約1時間の所にあり、太湖の東岸に位置する美しい水郷の古都。
市の人口は217万人。春秋時代には呉の国の都が置かれ、北宋代に建立された八角七層の「虎丘塔」(中国のピサの斜塔として有名)、
明代に建設された庭園、唐代に建立された「寒山寺」、清代の建築物も多い。これらはユネスコ世界遺産になっている。
"東洋のベニス"とも言われる、蘇州の水郷を遊覧船で観光した。
しかし、下水設備のインフラがまだ不十分なのでしょう…。湖面は濁り、時折ドブ臭い匂いが漂ってくる。折角の美しい景色が台無しだ。
5月29日、太湖に面した"無錫市"の上水道が、濁りと異臭で突然飲用できなくなり、百数万戸の水道管の中に、 百数万トンの汚水が残って、当面水道が使えなくなるという、深刻な事態に陥った。
6/2 無錫日報
原因は、化学肥料の多用による農業汚染。紡績染色工場、化学製造業、食品製造業などから、太湖に流れ込む大量の工業排水。そして、 人口の増加に伴う生活排水。更に、近年の高温少雨が太湖の水位低下を招き、太湖の取水口の水質汚染を引き起こしたのです。
6/3 西安新聞
石川県からは、観光客やビジネスマンが大勢蘇州を訪れる。逆に蘇州から北陸への中国人観光客はゼロに近い。 中国からの誘客に力を注ごうにも、中国の海外旅行が、まだ一般的とはいえない状況にあるのです。
十数年前までは、中国のスポーツ選手が国際大会の宿舎を抜け出し、亡命するということが頻繁に起きていた。
今の中国で海外旅行を楽しめるのは、一部の富裕層に限られている。
海外に出るには、日本円に換算して50万円以上ともされる、保証金を積まなければならない。旅行者の逃亡防止に、
随行員が監視の目を光らせたり、多額の保証金を積ませたり、受入れの国に保証人がいることを条件にしたり、まだまだ、
気軽に海外旅行を楽しむ環境には、なっていないようです。