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悪いことをしてはいけない

~日本一美味しいラーメン屋さん~ (株)力の源カンパニー

■河原成美社長 "講演会" ご案内

河原成美社長

一度食べたら又行きたくなる…
大変美味しいラーメン屋さんが片町にある。
屋号は「一風堂」、いつもお客様でいっぱい。

TVチャンピオンのラーメン選手権大会で3度日本一に…。
九州から北海道、全国36店舗と2工場、
すべて直営。本場上海にも進出。

社長の河原さんとは、論語を学ぶ京都で2年間机を並べ…素晴らしい人柄にほれ…
是非、金沢で講演を!とお願いし、実現した。
講演では、「人生いかに生きるべきか」「成功を手にするための基本・心構え」
「人生とは感動…」などがテーマ。
高校や大学在学中のご家族、奥様、若い社員さんなどを伴って是非…。
これからの人生を、生き方を見つめる、大変良い機会になります。

 

 日  時 ■ 6月29日 18:30~21:00
 会  場 ■ 野々市文化会館 フォルテ   2,000円
 お問合せ ■ 0761-24-5485 (有)ジャスト 若本大一郎

 


【心と体の健康情報 - 298】
~子育て心理学~
「悪いことをしてはいけない…」

小中学校で「道徳」の授業が始まったのは、昭和33年から…私が高校入学の年である。
昭和10年から16年の間に生まれた世代…戦中・戦後の混乱期に少年期を過ごし、学校で「道徳・躾け」などの教育を受けなかった、 空白の世代である。

今、その世代が日本の中核を担い、日本をしょって立っている。
毎月のように世の中を騒がす役人・政治家・企業の不祥事。
経済人は、自らの欲望を充たそうとして、世の中に害を撒き散らし、政治家・役人は、性懲りもなく私欲を肥やし、贈収賄を繰り返す。
社会が不道徳に汚れきっているように見える。

この空白世代の道徳・倫理観の欠如が、その原因のように思えてならない。
事件が発覚するたびに、一列に並んで深々と頭を下げる指導者たち。
そのたびに、やりきれない思いになる。
そんな世相に生きる子ども達に、倫理や道徳を説いても、素直に受け入れるだろうか?
以下、6/10読売新聞 宗教教育の重要性を説く、大学教授 菅原伸郎「叱るだけよりも、人の弱さを認めて」からの抜粋です。

子ども達にとって道徳とは、「校則を守れ、盗むな、交通規則を守れ」といった、大人にとって都合のいい、 社会秩序を保つための手段にしか見えないだろう。
それはそれなりに大切な指導だが、それで人間が形成されるわけではない。

道徳は「悪いことをしてはいけない」と教える。しかし大切なのは、「悪いことをしてしまったら、 それから先をどう生きるか」ということだろう。

万引きをした子どもは、こっそり盗んだのだから、悪いこととは知っているはず。たまたま見つかってしまった。 見つからなかったら、こんなことにはならなかった…。「二度とやってはいけない」と叱っても、心に響かない。
その時、教える側がどんな姿勢をとるべきかが、大切なのです。

一風堂の河原社長。高校の時悪友とつるんで、面白半分に窃盗事件を起こし、警察に捕まった。父親は、我が子の教育も出来ない者が、 人の子を教えられないと、教職を辞し、代わりに罪をあがなった。
この事件の後目覚め、「良い人間になりたい」と人生の再出発をした。
                                       ~一風堂五輪書より~

「感性論哲学」の創始者で哲学者の芳村思風先生
「人間は間違いを犯す動物である。
人間は長所半分、短所半分でバランスを取って生きている。
短所があることが、人間であることの証明。
ゆえに、完全を求めてはならない…」と、私たちに生き方を説く。

一度の間違いもなく人生を歩めたら幸せだろう。
多くの人は、過去に道を踏み外しそうになった苦い経験がある。
その古傷を心にしまい込んで生きている。
たった一度の間違いで、取り返しのつかないことになり、仕事や家庭、友人すべてを失い、 立ち直れずに十字架を背負って生きている人もいる。

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