■ことば遊び「無理問答」
「○○とはこれいかに。△△と言うがごとし」 といった題で、
笑点の「大喜利」のネタにもよく使われます。
「一羽でも ニワトリとはこれいかに」
「一羽でも 千鳥というがごとし」 というふうに、言葉遊びをする。
「赤い花でも 葵(青い)とはこれいかに」
「見るものでも 菊(聞く)というがごとし」
「朝届いても 郵便(夕便)とはこれいかに」
「走って配っても 配達(這い立つ)というがごとし」
「一度打っても 碁(五)とはこれいかに」
「一篇でも 詩(四)というがごとし」
「何個あっても 荷(二)とはこれいかに」
「一回でも お産(三)というがごとし」
「一枚でもせんべいとはこれいかに」
「一つでも饅頭というがごとし」
【吉村外喜雄のなんだかんだ - 133】
~ことば遊び~
「なぞかけユーモア携帯用語」
携帯メールが若者の間でひんぱんに交わされるようになって、打ち込む字数が
極端に少ない「携帯用語」が氾濫している。それが若者文化になろうとしている。
「ケショり過ぎてパンダ。しかもプリン」。何のことやら、さっぱり解らない。
翻訳?すると、「化粧をしすぎて目の周りが真っ黒。しかも、染めていない
髪の毛が伸びて、みっともない(黄色いプリンの、底の茶色の部分)」
これって、"なぞかけユーモア"そのものじゃない…!
携帯が普及する以前、十年ほど前に「チョベリバ」が流行った。
これは「最悪」という意味に使われ、"超ベリーバッド"の略です。
「いけめん → かっこいい男」 「うざい → うっとうしい」
この二つはわかる。
「オケる → カラオケをする」 「グロい → グロテスク」
となるともう解らない。
「お持ち帰り → 合コンの後、男性が知り合った女性を連れ帰ること」
逆の場合もある。これはもうユーモア大賞ものです。
「ジモ → 地元」 「写メ → 写真付きメール」 「ナビる → 道案内する」
「ひじき → マスカラを塗りすぎたまつげ」 「ぶっち → 約束を破ること」
「オール → オールナイト。夜通し遊ぶ」 「イミプー → 意味不明」
文章にしてみたら、「いけめんとオケの後、お持ち帰りでオール」となった。
これ、通用するかな? ダメ…? 日本語に翻訳?すると、
「かっこいい男の子たちとカラオケを楽しんだ後、そのうちの一人をデートに
誘って、夜通し遊んだ」となりました…。