フインランドの義務教育が、世界の注目を集めていることを、以前お伝えした。
1クラス20人。生徒一人ひとりの個性に合わせ、能力を引き出すカラキュラム
が組まれている。
先生が作るテスト。日本のような暗記形"穴埋め問題"はない。記述式の問題が
大半を占め、月に一度は、生徒を近くの図書館へ連れて行く。
「読むこと書くことが、すべての教科の基礎。
創造的な内容や、理論的な文章を、繰り返し書かせるようにしている」
小学校3年生に「大人になって何になりたい?」とマイクを向けると、どの子供も
目を輝かせ、即答する…。「ピアノの先生になりたい」「お父さんのような立派な
職人になりたい」。そして「世の中の役に立つ仕事をしたい」と、一言付け加える
事を忘れない。なりたい理由が明確だ!
同じ年代の日本の子ども達…同じように将来の夢、語れるだろうか?
【心と体の健康情報 - 245】
「囲碁は脳を活性化する」
私の趣味の一つに囲碁がある。日曜のNHK杯囲碁トーナメントは、毎週欠か
さず録画して見ている。
著書「脳を鍛えるトレーニング」など、脳の研究では第一人者の、東北大学・
川島教授。NHKテレビに出演して、「囲碁は脳を活性化する」という研究結果
を、囲碁の模擬対局で実証して見せていた。
だからでしょう…囲碁を打つ人に、ボケはいないという。
そのことを、2月中旬の田舞通信でも、取り上げていた…
囲碁の対局中、難しい局面を迎えると、脳の活動が活発になる。 明確には言えませんが、推論しますと、私はあえて、苦労すること 私のTT研修や、心理学セミナーなどで主張している主要エビデン ですから、「夢は、いずれは実現したいが、すぐに取り組まなくて 脳の陳腐化は、ビジョン実現への一番の妨げになります。 そして、そのビジョン達成のために、「今ここに」
今を必死の努力を 盤面上で向き合って戦うことは、ある面「環境」であり、パソコンでは さて、未来を創造しようと思ったら、環境を変えてみることが一番 |
数年前、学習塾に加え、子どもを囲碁教室に通わせるのが、ブームになった。
「囲碁は脳を活性化する」。このことが、教育熱心なお母さん方を、駆り立てた
のでしょう…。