私の趣味の言葉遊びに「回文」
がある。
上から読んでも下から読んでも同じ言葉になる。
興味を持ったのは、今から25年ほど前、粟津の国道八号線を仕事で行き来して
いたとき、なにげなく目に入ったモーテルの野立て看板「AKASAKA」。
左から読んでも、右から読んでも”アカサカ”
・まず手始めは皆様ご存知、落語家談志の「談志が死んだ」
「新聞紙」「竹屋が焼けた」なども知られている。
・落語に出てくる回文も、なかなかの出来です。
「長き夜の 遠の眠りの皆目さめ 波乗り船の 音のよきかな」
・江戸回文では
「ながき日に 子猫と子猫二匹かな」 「ご意見がしみてしてみし寒稽古」
「かたきが来たか」 「飯にお煮〆(しめ)」 「わたし負けましたわ」
【心と体の健康情報 - 200】
~食と健康~
「冬虫夏草って何?」
人は歳を重ねるにつれ老化が進み、大抵の人はいずれ何らかの病気になり、
死んでいく。普段、健康管理には無関心の人が、病気になってから慌てて医者
に通い、薬を飲むようでは遅いのです。
病気を寄せ付けない体づくりを、普段から心がけていなければならない。
健康な身体を維持するための、日頃の健康管理が大切になってくる。
四十を過ぎる頃から気になりだす衰えをカバーするため、何らかの健康法を
日常生活に取り入れ、続けることでしょう。
■馬軍団の奇跡
十年前、1993年の世界陸上選手権大会で、中国の女子選手が目を見張る
活躍をした。
前年まで無名だつた彼女たちが、世界の強豪を相手に次々と金銀銅メダルを
獲得していった。その翌年の大会では、11個もの世界新記録を打ち立てた。
彼女たちは、チームを率いる馬コーチの名を取って、「馬軍団」と呼ばれ、その
活躍は「馬軍団の奇跡」として称賛された。
そのパワーの秘密が「冬虫夏草スタミナドリンク」であることが、選手団から
公表され、一躍注目を集めるところとなった。その後、世界中に知れ渡り、
国内でも、スポーツ選手だけでなく、一般にも広く愛用されるようになった。
薬草の研究では世界的評価を頂いているノエビア。2001年中国政府の要請
で、チベットに薬草の学術研究団を派遣した。その時の実績が買われ、チベット
高原でしか採れない冬虫夏草の最高級品、「頂選」を輸入できるようになった。
ノエビアの冬虫夏草。病気、主に「生活習慣病」を予防するため、身体の自然
治癒力や免疫力を高め、病気に負けない身体をつくることを目的に発売された。
古来中国では「高麗にんじん・鹿茸(ロクジョウ・鹿の角)・
冬虫夏草」を、
不老長寿の秘草、王侯貴族の”三大薬膳”と称して珍重してきた。
チベット冬虫夏草は、過酷な自然環境、標高4500メートルの高原でしか
育たない希少かつ極上の品。その中でも特に高品質の「頂選」は、年間わずか
300キロしか採集できない。その「頂選」を、中国政府の許可を得て、輸入して
いるのです。
一般に販売されている冬虫夏草は、主に日本国内で人工栽培されたものが多い。
価格は手ごろだが、品質は、天然ものには遠く及ばない。
他では手に入らない、超希少価値のチベット冬虫夏草。それだけに価格も高く、
一箱10万円もする。自然採取された高麗人参が、ほとんど市場に出回って
いないように、市場では手に入らない。主に、ガンと戦っている病人さんが、
治癒力を高めるためにと、買っていく。延命効果は実証済みで、抗がん剤の
痛みを和らげることでも知られている。
ガンの宣告を受けた福井市の某社長さん。どこから聞きつけたか、一度に
六百万円も買っていったという。それにはあきれるが、すがりつくような思い
が伝わってくる。
病気になってから慌てるよりも、普段から病気にならないよう、毎月少づつ
サプリメントにお金を掛ける方が、経済的負担も軽く、健康にかけるエネル
ギーもわずかで済む。
病気の予防になり、健康維持のためなら、毎年一箱冬虫夏草を飲むのは、
決して高いものではない…。500万円もする高級車に乗っていても、病気に
なり、床に伏せてしまえば、無用の代物になってしまう…。
(注)冬虫夏草は、病気の自然治癒力を高める効果があることで、
一般に知られて
いるが、これでガンが治ることはない。