■幸せな老後を送るために欠かせない「4つの条件」
(1)健康であること
(2)仕事又は趣味があること
(3)家族に囲まれ、友達に恵まれていること
(4)お金に不自由しないこと
4つのうち一つでも欠けると、生きる希望がなえてしまいます。
そこで、老後に備えて…
(1)健康のために今何をしていますか?
(2)今の仕事を、一生続けようと思っていますか?
それとも、60歳を過ぎたら、他に何かやりたい仕事がありますか?
老後を豊かに過ごすための、「静」と「動」の趣味をお持ちですか?
(3)老後、一人寂しく暮らすようなことにはなりませんか?
(4)老後のための蓄えを始めていますか?
老後25年間、夫婦が”幸せに暮らすに必要な生活費”はどれくらいいるでしょうか?
・夫婦二人/老後の生活費 8.300万円 (月/276千×12ケ月×25年)
吉村外喜雄のなんだかんだ 第84号
~食と健康~
「健康は育てるもの」
どんなにお金があっても、どんなに生きがいとなる仕事や趣味があっても、健康を害してベッドに伏せていては…、
生きていたいとは思わないでしょう。
健康で長生きすることが、幸せな老後を送るための、不可欠な条件といえます。
■日本とアメリカの百歳以上長生きしている人
・日本(1億2千万人) 約 2万人
・米国(2億8千万人) 約 10万人
今や日本でも米国でも、百歳以上の人は珍しくありません。アメリカの人口は日本の2.3倍なのに、 百歳以上長生きしている人は、日本の五倍もいます。
なぜ、こんなに多いのか? 言ってしまえば、日本はたまたま百歳まで生きた人ばかりですが、米国では、 科学的に研究されたアンチ・エージング(抗老化)の知識に基づいて、日常から健康に気を使い、 元気に長生きできる体を作ってきた人が多いからです。
百歳まで元気に長生きできるアンチ・エージング法、「米国式・健康四つの法則」
を紹介します。何れも、今すぐ実行できることばかりです。
私(吉村)もアンチ・エージングを取り入れ、若さを保つ努力をしています。
(1)
適切な運動
アメリカに行くと、
ジョギングをしている人が多いのに驚かされます。運動で一番いいのは歩くことです。毎日欠かさず、
45分くらいウオーキングするといいでしょう。
足腰が弱ったらそれまで。長生きできません。太モモを鍛えておくことです。
「太モモは第二の心臓」と呼ばれるくらい大切。ウオーキングを続けると、モモとお腹にかけての筋が丈夫になり、
物にけつまづいたりしなくなります。
毛細血管が増えて血流が増し、動脈硬化や高脂血症などの、生活習慣病を予防してくれます。
(2)
抗酸化サプリメントの摂取
年齢を重ねるにつれ、
体内の酸化の度合いが早まってきます。
つまり、どんどん錆びがきて、老化していきます。錆びの原因は、体内で発生する”活性酸素”。活性酸素が悪さをして、
細胞組織を老化させるのです。
アメリカでは、体内の活性酸素の発生を抑えるために、”抗酸化サプリメント”を、日常生活で常食するのが一般的です。
日本の伝統食品である味噌、納豆、ぬか床などに抗酸化物質が多く含まれている。これに着目したノエビア。 日本で最初に、発酵食品から抗酸化サプリメントを開発(特許商品)し、商品化している。
(3)
低カロリ~食(一日二食主義)
禅宗の僧侶がおしなべて長生きであるように、 粗食こそ最大の長寿法です。
四十代に入ったら摂取カロリーを減らさないと、体内脂肪が溜まって、下半身デブの肥満体になってしまいます。
だからといって、いちいちカロリーを計算して、食事をするような生活はゴメンです。
簡単に言えば、一日一食減らす感覚で摂取量を除々に減らし、小食に慣れることです。
(4)精神
(心)の健康
長寿の人に共通しているのは、”くよくよ”せず、
何事も”肯定的・プラス思考”で、毎日楽しく暮らしていることです。
昔は55歳で定年、六十にもなると、本人も周りも老人扱い。ところが、平均寿命が80歳を超える今の時代、六十歳でも、
まだ二十年以上の人生があります。
肉体は歳とともに衰えていくのは仕方がない。が、心は気の持ち様で、若さを保つことができるのです。
佐藤富雄「60歳から黄金期」より抜粋