幸せな人生は、ひたすら目標を叶えようと努力した人だけに与えられる。
1940年から1980年の40年間に渡って、ハーバード大学において、
1940年当時、同じ生活環境の人達を対象に、その後の人生を追跡した。
40年後の調査では、やっと生活している人が約80%、
普通に生活している人約20%、豊かな人生を送っている人は3%でした。
そして何とその3%の人は、残り97%の人の収入のすべてを合計しても、
更に三倍を上回る収入を得ていたという。
やっと食べている人は、40年間漫然と日々を過ごした。
普通に生活している人は、一応目標はあった。
豊かな生活をしている人は、「目標を見えるところに貼って、やり続けた」
これを学んだのは、私がノエビアを始めた頃。当時、ノエビアの社長が
全国の代理店育成に飛び回っていた。その時の研修から学んだものです。
その後しばらく、自社の研修でも使われていた。
【心と体の健康情報 - 188】
~幸せな人生を歩むために~
「過去は変えられる(4)」
土屋ホームの創業社長であり、土屋経営の土屋公三社長は、自社の社員教育で実践してきた 「3KM」「千分の一の向上運動」を、広く経営する人たちに提唱して、中小企業の育成・指導を行ってきた。
「小さな持続が人生にとっていかに大きな力となり、人生を変えていくか…」。昨日の自分より今日の自分を、 千分の一だけ向上させようという、自己啓発運動です。
「昨日の自分より、千分の一、ほんのちょっとだけつま先を上げて、背伸びする。たったそれだけの努力を毎日続ける。 それを三年、五年と続けたら、びっくりするほど成長しますよ!」と教えられた。それがメルマガを始める動機にもなっている。
■千分の一の向上運動
(1) 昨日の自分より、
今日の自分を千分の一だけ向上させます。
(2) 一年365日のうち、三日坊主で二割のロスを見て、
300日だけ向上したと します。
(3) 一年間で 「千分の一 × 300日」=三割アップ
十年で三割のロスを見ても 10倍
二十年で 100倍
三十年で 1,000倍
四十年で 10,000倍
せっかく目標を立ててやり始めても、三日坊主に終わってしまうという経験は誰にでもあります。
「やっぱり自分には無理だ」とあきらめたりせず、「三日坊主もOK」と、気持ちを楽に持って、また続けるようにします。
そんなことを何度も繰り返して、一年で三割、十年続ければ十倍、二十年で百倍、三十年で三千倍、四十年続けると、
何と一万倍にもなるのです。
以下、小野晋也「日本人の使命」からの抜粋です。
一日1%の成長を、もし複利で数学的計算をしたら、1.01の三百六十五乗。
もし、今日が100だとしたら、一年後には、三十七倍の3,700くらいになります。
二年経つと千倍以上になるのです。 これは、1%成長するということが、具体的に何かということではありません。 「人間的に成長する。人格的に成長する」、こういうことは数字で表せるものではありません。 しかし、毎日1%の成長を心掛けていれば、人間というものは、どこまでも大きく成長していくものです。 |
■トイレ掃除三十年の、
イエローハット鍵山秀三郎氏が好んで使う中国の教え。
誰もが、やれば出来る簡単なことであっても、やり続けることによって…
十年 偉大なり
二十年 恐るべし
三十年 歴史になる
五十年 神のごとし
毎日ほんのわずか、千分の一だけ背伸びをする。これは、誰でも簡単に出来ることです。毎日千分の一という、
ほんの少しの自己啓発の継続が、人生を大きく変えていくのです。
■宮本武蔵は剣の修行で…
「千日の訓練を”
鍛”といい、万日の訓練を”練”という」と語っている。
万日とは三十年、生涯修行ということでしょう。このように、絶え間のない持続によって目標が達成されるようになり、
幸せな人生を手にすることができるのです