ことば遊び。韓国語で数を数えてみましょう。
●韓国語で1~10は
いる(一)、い~(二)、さむ(三)、さ~(四)、お~(五)、ゆく(六)、ちる(七)、
ぱる(八)、く~(九)、しぶ(十)
●11~20は
しぶいる(11)、 しび(12)、 しぶさむ(13)、 しぶさ(14)、 しぼ(15)、
しむゆく(16)、 しぶちる(17)、 しっぱる(18)、 しぷく(19)、 いしぶ(20)
●それ以上は
100は「ぺく」、200は「い~ぺく」、300は「さむぺく」…
1000は「ちょん」、2000は「い~ちょん」…
万「まん」、 十万「しむまん」、 百万「ぺんまん」、 一千万「ちょんまん」、
一億「いろく」
●1~10を、日本語の当て字にして覚えるといい。
1=家に「居る」、2=二月「い~」ね、3=三月まだ「寒(さむ)」
4=「さ~」春だ、5=「王」、6=「行(ゆ)く」、7=「散る」、8=引っ「張る」
9=「九」、10=「しぷ」柿
「い~」と言うと、中国語では「1」。韓国では「2」になるので間違えないように。
【吉村外喜雄のなんだかんだ 第71号】
「金沢にも震度7の地震がくる?」
この一月、阪神大震災から十年目を迎え、テレビでも特集が組まれた。
ところで、過去石川県に大きな地震災害をもたらしたのはいつごろでしょうか?
あまり定かではない。
「石川県は地震がない土地」と思っている人も多いのでは…。
金沢にマグニチュード7.2程度の直下型地震が起きる確率は、今後三十年の間に最大5%
。百年の間では20%になるという調査結果が、
全国の活断層の危険度を調査している、政府の調査委員会から報告されている。
金沢の北部森本から、金沢の中心部を通って、南部の富樫へ抜ける、全長26キロの断層で、
平成二年に調査をした全国の活断層17ケ所のうち、地震発生の恐れが、全国三番目に高いという。
新潟中越地方(地震発生十日前に、確率2%以下と発表された)より、金沢の方がはるかに危険度が高い数値。
いつ地震に見舞われてもおかしくないのです。
石川県の推定では、もし直下型地震が起きたら、断層東側(山手側)が2メートル隆起し (神戸より大きな段差のズレが発生するという)、金沢市を中心に、死者2,200人、 家屋全壊一万七千棟の被害が予測されるという。
私の兄のマンションは、神戸六甲口を少し上がった高台にあって、被害はなかった。1キロ下の住宅が密集した、
断層のある国道沿いの町並みは壊滅した。
断層は金沢の中心部を横断している。古い家屋が多く、屋根瓦が重い上、夏は
蒸し暑い土地柄、広い縁側のある家が多い。その上、冬場は雪が積る。
他の地域より、崩壊の危険度が非常に高いことが予測されるのです。
金沢市役所に、市民に住宅耐震化への関心を高めてもらための「住宅改修相談所」があることをご存知でしょうか? 昨年の四月から、金沢市は、耐震基準が強化された1981年(S56年)以前の木造住宅の、 耐震診断と改修工事の費用を助成する制度を新設している。中越地震の後、急に相談に来る市民が増えたという。
全国有数の豪雪地帯中越。雪の重みに耐える”雪国仕様”の住宅が多い。地震の際、耐震性を発揮したが、 それでも四千数百棟の住宅が全壊ないし半壊した。その倒壊家屋の多くが、1981年以前に建てられたものだという。
「中越だったから、あの程度で済んだ。もし、金沢だったらと思うと恐ろしい…」と、市の担当者がポツリと漏らす。 金沢は古都。木造家屋132,000棟のうち、1981年以前のものが92,400棟と、全戸数の七割も占めている。
なのに、市民の危機意識は薄い。1981年以前に建てられた住宅は、耐震構造上最も大切な”基礎”が弱い上、
かなめに金属が使われていない。だから、補強する費用もバカにならない。石川県に大きな地震が来ないという保証はない。
万一に備え、本気で自宅の安チェックをしておく必要があるようです。
中日新聞と読売新聞の記事より