オリンピックのおかげで、今売れに売れている薄型テレビ。
「液晶」と「プラズマ」の二つの方式があることは、皆さんご存知です。
しかし、どこがどう違うのでしょうか?
「液晶」は四角い小さな枡の集まりで出来ている。この枡は普段は透明。
背後から光が当てられていて、枡に電気を通すと、光を通す枡と、光を通さない枡が明暗の模様になり、映像になる。
ところで「プラズマ」って何? 拡大して見ると巾0.1ミリの長方形の枡が連なっている。この小さな枡一つひとつが、
蛍光灯と同じ原理で、自らが光を放って明暗を作り、それが100万個も集まって、一台のテレビ映像になる。
どちらも画像性能は似たり寄ったり。「液晶」は30インチ前後を得意とし、消費電力はプラズマの3分の2。「プラズマ」
は63インチなど、大型画面を得意とし、スポーツなどの早い動きに強い。
【吉村外喜雄のなんだかんだ 】
~幸せな人生を歩むために~
「日本は貧しい国?」
(株)アシストの代表取締役のビル・トッテンは米国人です。米国人の目で見た日本。メルマガ166号
「日本人が日本人でなくなった」の続きです。
なるほどと納得できる切り口で、私達日本人を分析しています。
今、世の中は不景気だとみんな思っている。生活が苦しいか?そんなことはない。
みなそこそこの生活をしている。確かに、高度成長期に比べれば、モノは売れないし、収入も横ばいだ。
日本人国民一人当たりの平均日給は、12,210円で、 地球上の98%の人より高い。私達の収入が、 地球に住む98%の人より高いのです。そんな民族が、不景気だ、生活が厳しいと騒いでいる。 地球上の87%の人が、日本人の収入の半分以下。77% の人が十分の一以下なのです。更に、三人に二人、69%の人は、 日本人の二十分の以下の収入で生活しているのです。 この現実をほとんどの日本人は知らない。 |
中国の中でも経済成長いちじるしい上海ですら、日本の一日の日給分が一ヶ月の平均給与なのです。 人口15億の巨大な中国、内陸部からいくらでも低賃金の労働力の補給が効くため、この先十年くらいは、 給与水準が上がったりしないというのです。
ならば、日本よりも日給の高い国はあるのでしょうか?日本より日給の高い国が三ヶ国あった。
合わせた人口はわずか1200万人。その三ヶ国とは、スイス、ノルウェー、
ルクセンブルクです。この三ヶ国が、
世界で最も成功している国なのです。 |
ところで、今の時代の日本人、”おごれる平家”のように思えてならない。贅沢な暮らしに慣れ親しみ、
平和ボケしてしまっている? 貧しく勤勉な先人たちの汗と苦労のお陰で、現在の豊かな暮らしができるようになったことを、
忘れてしまっている。
今こそ私達は、豊かさを追求し、増やし続けてきた国の借金(国民一人当たり550万円)を減らすことに、
真剣に取り組まなければならない。将来の子供たちへの付け回しを、少しでも減らすことが、
課せられた義務ではないでしょうか。
借金を減らすためには、昔の日本人が皆そうであったように、よく働き、質素倹約に努めなければならない…。 そんなことを言っても、今さら誰も耳を貸そうとしないでしょう…。