18~19日の二日間、大阪で開かれた経営発表大会に出席し、「ヤル気」を充電してきました。
研修の終りに、講師の先生が総括された内容は、以下のようなものでした。
- ヤル気だけではダメ。会社を取り巻く経営環境がヤル気を超えて、益々厳しくなってきている。
- 経営に対する”念い”が強い経営者ほど倒産しやすい。
- 間違った経営を、そのやり方が正しいと信じて突っ走ってしまうから、取り返しのつかないことになる。 間違ったことを正しいと信じているから、人の言うことも聞かない。
- 正しいことを正しくやれば、立派な経営者になれる。それが出来ないから勉強する。よその会社の成功例、失敗例から学んで、 何が正しいか、正しさを測る物差しを見つけていく。
【失敗する経営者の条件】
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【吉村外喜雄のなんだかんだ - 第7号】
~食と健康~
「松茸は日本人の味の故郷」
この秋、松茸が食卓に乗ったのは一度だけ。
カナダ産の松茸を頂きました。国産は一本二千円もする。庶民の食卓には高嶺の花です。この茸が、
西洋人にはまったく不評なのです。匂いも味もダメ。口に入れても、直ぐ吐き出してしまうくらい、美味しさを感じないのです。
松茸の香りを嗅いで目を細めるのは日本人だけ? 中国では、中華の材料に使われますが、よその食材の彩りであって、
松茸そのものを味わうわけではありません。
日本人の食文化は「醤油と味噌文化」
。外国に行くと、むしょうに日本食が恋しくなるし、五十を過ぎると、肉より魚、
パンよりご飯、スープより味噌汁でないと、食欲が湧いてきません。
若い頃はあんなに肉や脂っこいものを、お腹いっぱい食べて平気だったのに、今は、胃が醤油や味噌を求めるようになりました。
二十年以上海外生活をしている人でも、中年以降になると、日本食がやたらと恋しくなるそうです。
ベッドより畳の布団の方が良くなって、日本人がよみがえってくるのだそうです。
私は、若い人達が好むハンバーガーやピザを、昼食として食べる気にはなりません。うどんや、
鯖の味噌煮定食の方が絶対美味しいし、食欲も出る。ソースにバター、マヨネーズにトマトケチャップなどを使った料理は、
三日に一度でいいのです。
話を元に戻して、よその国の人が”くさい”としか感じられない松茸の香りと味を、
何故日本人だけが引きつけられるのでしょうか? 或る大学が、松茸の成分を分析したところ、その香りのもとは、
醤油や味噌に含まれている成分と同じであることがわかりました。日本人の味覚の故郷は、醤油と味噌なのです。