■私の好きな言葉■ 詩人 坂村真民 だまされて善くなり 悪くなってしまっては駄目 いじめられて強くなり いじけてしまっては駄目 踏まれて立ち上がり 倒れてしまつては駄目 いつも心は燃えていよう 消えてしまっては駄目 いつも瞳は澄んでいよう にごってしまつては駄目 |
「人は困難に出会って初めて人間的真価が問われる」
この言葉は、日創研"田舞徳太郎"代表からいただいたFAXに書かれていた言葉
です。その言葉を坂村真民がみごとに表現しているのです。
さらに続けて、「うまくいっている時、すなわち順風満帆の時には、その人の本当の
姿は現れてこない。人間の価値は、困難に出会った時初めて試される」と書かれて
いた。
坂村氏のプロフィール等はこちらのサイトで紹介されています。
◆坂村真民の世界
【吉村外喜雄のなんだかんだ - 第3号】
~幸せな人生を歩むために~
「ヤマト運輸の奇跡(3)」
元ヤマト運輸社長都築氏の講演からお伝えしています。
役員会も労働組合もすべて反対する中、当時の社長が絶対「ヤル」と決意したその根拠は何だったんでしょうか?
都築氏の講演を聴くのは今回で三回目です。今回の講演でもそのことに対して、お話はありませんでした。
当時米国の運送業界では、従来の業界常識をくつがえし、「配達日特定」を唄った宅配事業が生まれ、急成長していたのです。
広大な国土の米国。それまでは、いつ相手方に荷物が着くかわからない時代でした。
南部アメリカの国道沿いに点在しているモータープールに、小荷物の取り扱いを依頼し、宅配事業を成功させた人がいました。
勢いに乗って、貨物航空会社を買収し、全国の小荷物を一箇所に集め、翌日全国に配達するシステムを確立したのです。
当時の日本の企業は、米国を視察して、その先進性を取り込むことを常としていた。技術・流通・商業すべての分野で、
米国を模範としていたのです。
又、国内に目を向けると、郵便局という強大な全国宅配ネットが立ちふさがり、宅配事業を新たにやろうという企業はなかった。
そこで、ヤマト運輸は「これしか再生の道はない」と決断したのではないでしょうか。
ヤマト運輸の前に立ちはだかる最も困難な壁は、運輸省の「規制」
の壁です。社内を説き伏せ、「会社の考え方・体質」を変えるのは、まだ何とかなる。 ところが、運輸省相手となると、押しても引いてもどうにもならない。ヤマト運輸が宅配をやろうとすると、 「規制」の壁が立ちはだかり、ニッチもサッチもいかない。 運輸省が認可した路線でしか運送業務が認められないのです。運輸省に足げく通って規制緩和を訴えたが、 聞き入れてもらえない。当時の橋本運輸大臣を告訴したりもした。 役人との根比べ。関東から順にテリトリー認可の申請を出し続け、全国すべての認可を取るのに十年もかかった。 |