恋愛中の悩み
■爪楊枝作戦
埼玉県知事選は、元衆議院議員上田氏が、無党派層を取り込んで当選した。
そこで思い起こされるのが、一昨年の春の横浜市長選挙、「中田ひろし」候補の奇跡の勝利です。四期目の自民系現職市長に、資金なし、
組織なしで挑み、四十四万八千票、わずか二万一千票の差で当選した。
その時の選挙参謀が「藪ちゃん」こと「薮原秀樹」。その藪ちゃんがJR横浜駅に降り立って、
わずか一ヶ月の選挙運動期間に採った戦略が”爪楊枝作戦”
イエローハットの鍵山秀三郎氏の言葉、 「箸よく盆水をまわす」がヒントになっている。
大きなたらいに箸をつっこんで、ぐるぐる回しても、最初のころは何の変化もない。
一人より二人と、力を合わせてぐるぐる回す。だんだん流れが出てきて、そのうちに大きな渦になる。一度渦が出来てしまえば、
流れに逆らって箸を回しても、流れは変らない。周りの人たちが「応援しても無駄!」と言う中、わずか一ヶ月の選挙運動で、
有権者数270万人、18区もある巨大な横浜市に渦を起こし、奇跡の勝利をもたらしたのです。
【心と体の健康情報-108】
~男の言い分、女の言い分~
「恋愛中の悩み」
「子供が出来たので結婚することにしました」。こんなカップルが多くなった。
恋愛すればセックスに及んで当たり前、という考え方が一般的になりつつある。
それに対して、ふしだらな娘と思う人はいないし、「愛し合っているなら自然な成りゆき」と…。いつのころから、
世の中が男女間の性の問題に肝要になった。
その一方で、「愛しているからといって、求められたらすぐ体を許すなんて、絶対イヤ!」と考えている女の子も、
まだまだ多いのです。
こういうきちんとした考え方を持っている女の子にとって、恋愛をしたから「はいセックス」と割り切ることはできないのです。
会うたんびに彼から求められると、「体だけが目的かしら…」と、疑いの目で見てしまう。デートを重ねて、
何もされなきゃされないで、「私のこと好きじゃないのかしら…」、「もう私のこと飽きちゃったんだ」と悲しくなる。
「好きだったら、愛していたら、セックスすればいいじゃない」と割り切る女性には、ちょっと考えられないほど、
いじいじ悩んでしまうのです。
自分に自信のない女の子ほど、男の子には疑りぶかくなる。と同時に、恋愛とか結婚に対しての憧れが高いのです。で、
つい慎重になり、計算高くなってしまうのでしょう。
好きな男の子とセックスしたら、それで満足すればいいのに、すぐに不満を持ってしまう。「彼のために、
ただで何回もさせたのに、何故もっと愛してくれないんだろう」。
男が離れていってしまうと、「あんなに私の体をもてあそんだくせに、これはもう結婚詐欺よね、
あの男の会社や親に言いつけてやる」と…。
二十歳を過ぎれば、自分のやっていることに、
自分で責任を取らなければならない。体を許す、許さないは、自分で決めたことなのです。
セックスはお互いの合意によって、お互いの愛を確かめ合い、相互に認め合うものであって、「タダでさせてやって損をした」
とか、「見返りがない」とか、「私の体をもてあそんだ」とかいう論理は、一人前の社会人の言う言葉ではないのです。
彼の愛を引きつける手段として体を許したりするから、振られた後になって、「遊ばれた」と言うはめになるのです。
セックスを楽しんだ末に子供ができて、もめごとになり、後々大きなリスクを背負うのは女性の方です。
くれぐれも後悔のない付き合い方をしてほしいものです。
ところで、付き合って直ぐ体を求めてくる男性は危険です。心から愛をもって接してくれる男性は、
彼女を大切にするあまり、そんなに軽々しく体を求めたりはしないものです。
女の魅力よりも、一人の人間としての内面の魅力が、彼の愛を引きつけて離さない。
そんな人間的魅力にあふれた女性になることが理想でしょう。
以上、私が娘に伝えてきた、男の子との付き合い方です。男の子の頭の中は、女の子とセックスでいっぱい。
娘に中学のころから、やかましく言い続けてきたことは、「男はみんな狼!」、「男を見る目を養いなさい」、
「自分のことは自分で責任を取るしかない」。