■「一生懸命やれば…」
いよいよ高校野球が始まりました。青春をぶつけ合う姿はいつ見てもさわやかです。
高校球児のような体験はできなくても、登山から学ぶものも多いのです。
「一生懸命やれば、大抵のことができる」
はるか見上げる高い山も、一歩一歩自分の足で登るところに意味があります。
登山を通して、一生懸命やることの大切さを学ぶのです。
「一生懸命やれば、何事も面白くなる」
懸命に登っていくうちに、何故かだんだん楽しくなってきます。懸命に目標に挑戦していることへの、喜びが湧いてくるのです。
「一生懸命やれば、誰かが助けてくれる」
下ってくる人が登ってくる人に、「ガンバレ、ご苦労さん」と声をかけてくれます。
いつの間にか、登っていく人たちが互いに励まし、元気づけ、助け合うようになります。
目標にチャレンジするとき、行動の支えになっているのが、この三つの言葉です。
【心と体の健康情報-102】
「熱中症にご用心」
梅雨が開け、突然猛暑がやってきた。全国各地でここ一番の暑さを記録した八月四日、
農作業をしていた女性が熱中症で死亡するなど、全国で223人が熱中症で病院に運び込まれた。
草むしり中に倒れたり、隊列を組んで吹奏楽の練習をしていた高校の女子生徒12人や、
運動中の女子生徒6人が病院に運ばれるなど、全国各地で熱中症で倒れる人が続出した。
30度を超える高温、多湿、
無風のもとで、エネルギー消費量の多い農作業やスポーツをしていると、
体内に熱がうっ積して、熱放射が不十分となり体温が上昇、体温調節機能が失われていきます。
そのために、仕事や運動を続けることが出来なくなり、意識を失い、こん睡状態に陥ってしまいます。また、
太陽の直射が原因の場合は、「日射病」
になります。
夏の体育館での部活の練習などは、暑いうえに、湿度が高く、通気性がよいとはいえません。
こんな中で運動していると熱中症になりやすいのです。昨日まで涼しかったことが落とし穴になつたようです。
熱中症になったら、医者が来るまでの救急措置として、涼しいところに移し、衣服をゆるめ、意識があれば「食塩水」
を飲ませます。そして全身を冷やすようにします。
以前は、「運動中に水を飲むと早くバテる」と言われて、極力我慢しようとしました。最近では喉が渇いたら、
練習や試合の合い間に水分補給するのが良いとされるようになりました。同時に塩分も放出されるので、塩分の補給もかね、
スポーツドリンクを飲むのも良いようです。
北陸中日新聞・救急医療ジャーナルより抜粋
昨日の夜、誘われてゴルフの練習に行きました。しばらくして着ていたウエアが汗でぐっしょり。
頭から湯気が立ったようになり、早々に切り上げてきました。この暑さで、黙々練習している人達…、偉いですよね。
絶対うまくなってやろうと思って練習しなければ、毎日続けられるものではありません。