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2003年06月 アーカイブ

2003年06月06日

男と女の心理的違い

二日に、倫理法人会の経営倫理講演会に参加した。
印象に残ったお話を紹介すると、日本語で、「ありがとう」の言葉が一番美しいのだそうです。
毎日笑顔で「ありがとう、ありがとう」を言い続けて、一万回になると「奇跡」が起きて、願いが叶うそうです。二万回言い続けると、 更に奇跡が起きるそうです。
さらに言い続けて三万回になると、すばらしい人生が開けてくるそうです。
「プラス発想の人生」「幸福な人生」は、心の持ち方しだいというお話でした。

【心と体の健康情報-84】
~男の言い分、女の言い分~
「男と女の心理的違い」

私は建設会社に10年在籍したあと独立して、化粧品の販売会社を経営して現在に至っています。独立当初 「男中心の世界から、女中心の世界に180°転換した」 とよく言われたものです。そして、 更に付け加えて「女性を使うのは大変でしょう!」 と、皆さん口をそろえて言うのです。
世の男性経営者は、よほど女子社員に苦手意識を持ち、扱いかねているのでしょうか??  男性集団と女性集団の両方の組織を束ねてきた私には、どちらかというと女性の中にいる方が楽しいし、楽なのです。

男と女は別の性をもって生まれ、小さいときから、事あるごとに「男らしさ」「女らしさ」を求められて育ってきました。
育ち方が違うわけですから、生き方に対する価値観も全く違ってきます。
男性組織の中で、女性に男性と同じような接し方をしても、女性はやる気が出ないだけでなく、言うことを聞いてくれません。 男と女は、ものごとに対する受けとめ方や、感じ方が違うのです。そういった違いを知った上で、 女子社員に接していかなければ、うまくいかないのです。

これは米国での話です。男性に「自分の体のどの部分が、女性に魅力的に見えるか?」 と、アンケートを取ったら、以下のようになりました。

  1. 筋肉たくましい胸と肩 21%
  2. 筋肉たくましい腕 18%
  3. 背が高い 13%

では、女性は男性のどの部分に魅力を感じているのでしょう?

  1. 小さくてセクシーなお尻
39%
  2. 細くてしなやかなボディー
15%
  3. 平らなお腹
13%
  4. 長い足
6%

渋谷昌三「よくわかる心理学」西東社より抜粋

このアンケートの結果は、ニューヨークの新聞の調査によるものです。米国の男性は、 たくましい上半身が女性を魅了すると思っていますが、実際は、 小さくてセクシーな男性のヒップに好感を持つ女性の方が多いのです。筋力たくましく、 胸毛のあるたくましい男性にはあまり興味を示さないようです。

西洋人のように男くさい男性が少ない日本では、女性に良く見られようと、ポーチに化粧品を忍ばせ、ダイエットと脱毛に余念が無いのです。若い男の子の間ではイヤリングだけでなく、ネイルアートがちょつとした流行なのです。 少子化時代、親の愛に包まれて育った若者たち。男の子だから、 女の子だからといった自意識が薄れてきているのでしょうか?

しかし、一般的には男性は「支配的」で「強さ」 を求め、「攻撃的」で「冒険好き」です。
女性は母性本能が働き、人をなごませます。「感情に左右」 されやすく「従順」で「迷信深く」「怖がり」です。
女性は「言語能力」にすぐれ、男性は「数値能力」にすぐれていると言えます。

その結果、女性は文系が得意で、男性は理系が得意ということになるのです。

2003年06月10日

自信

先週の土曜日、当社に勤めていたA子さんが結婚しました。型どおり来賓のスピーチのあと、新郎・ 新婦の友人からも、お祝いのスピーチがありました。
以前から気づいていたことですが、いまどきの若者は、メチャメチャスピーチがうまいですよね!! アガッたそぶりも見せず、 ものおじ一つせず、普段友達に語りかけるような語り口で、ユ~モアたっぷりに話すのです。

私も含め、おじ様族のスピーチは、型にはまったものが多いので、後になにも記憶に残りません。短く切り上げるのが一番喜ばれるようです…

【心と体の健康情報-85】
~男の言い分、女の言い分~
「自信」


女性は、男性に比べて「打たれ弱く、自信を失いやすい」 という傾向があることが、 米国の研究で明らかになっています。 男性に比べて女性の方が失敗をしたときな に、 「自分に能力がない」と考えて、自信を失うことが多いのです。

この傾向は、子供には見られず、成人特有のものなので、 成長過程で違いが生まれると考えられています。
女性は、子供のころだけでなく、社会人となっても、「女の子だから」と、男の子のように強く叱責されることが少なく、 男性に比べて打たれ弱いという傾向があるのです。
職場で、男性と同じような扱いを受けて、障害に直面したときにダメージが大きくて、自信を喪失してしまうのです。

多くの男性は、そういったことが女性観となり、女性の能力を認めようとせず、登用したがりません。
女性がどんどん社会進出してくるようになり、今まで男性の職場と言われてきた警察官や海上自衛官、 身近にはダンプの運転手や、建設現場の監督など、従来、男の職場と言われてきたところに、 女性が進出してくることは珍しくありません。

男性中心の職場と、女性中心の職場の両方を体験した私には、「男だから」「女だから」といった、 性による差別感覚はありません。
潜在している能力を顕在化させ、持っている資質や才能を伸ばしていけば、男だから、 女だからといった固定観念に囚われることなく、素晴らしい能力を開花させることができるのです。
ただ、男性と女性では、接し方が違い、受け止め方が違うので、男と女の物の見方や考え方の違いを知っていないと、 うまくいかないです。

一般的に、女性は「現実的な目に見える世界」 を好みます。
男性のように、いつ手にできるかわからない「夢のような目標」にチャレンジすることは好まないし、 男性ほど興味を示しません。
女性は、目の前の実現可能な目標・障害を、一つづつ乗り越えていくことで自信をつけ、大きく成長していく場合が多いのです。
成功体験の積み重ねが、その都度「自信」の積み重ねになっていくのです。

2003年06月13日

女の涙

川人正臣さんの著書「仕事と人生」が、このたび致知出版社から出版されることになりました。 その出版記念講演とパーテイが、6月27日大阪阪急ホテルでとり行なわれます。70名もの人が発起人となってお祝いします。 (株)船井総研の船井名誉会長や、(株)千房の中井社長、喜田 寛先生のお名前もありました。

私はお祝いを兼ねて、一ヶ月後の7月27日の日曜日、川人さんのご家族( 中学1年と小学校4年のお嬢さん、幼稚園児の長男、 そしてご夫婦 )をお招きして、立山にハイキング登山します。
( 余談ですが、皆様ご存知のAPAホテルの元谷社長の著書が、致知出版社から出版されました。それと、田舞徳太郎氏の著書 「無知は人生に壁をつくる」と、「増益経営のすすめ」 も致知出版社から 出版されます。)

【心と体の健康情報-86】
~男の言い分、女の言い分~
「女の涙」

女性は、男性に比べて打たれ弱く、自信を失いやすいという傾向があることを前号でお話しました。
男女の個人差で、女性特有の傾向として挙げられるものに、 「女の涙」があります。 男性より女性の方がよく泣くというイメージがあります。  
とにかく涙腺が弱いのです。悲しいとき、悔しいとき、感動したとき、すごく嬉しかったとき、涙が溢れてきます。

女性の涙は、母性からくる優しさであり、男性から身を守る武器として、又異性や周りの関心を呼び起こす手段として、 大変有効なのです。
自分の思うようにならないとき、男は腕力にものを言わせて相手をねじ伏せようとしがちです。
女性は、力では対抗出来ないため、「泣く」という手段で男性の攻撃をかわしたり、言い分を通そうとします。「女は弱きもの」 という社会的通念を味方にして、「泣く」という手段を有効に活かし、目的を達成しようとするのです。


一方男性は、「人前で泣くのはみっともない、男の子でしょう」と、小さいときから言われ続け、「涙をこらえるのが男らしい」 といった社会通念から、泣くのをグッとこらえようとします。
それだけに、良きにつけ、悪しきにつけ、感極まったときに泣く男の涙は、女性とは又違った受け止め方をされます。

そういった男女の行為は、「女らしさ」「男らしさ」という、 性の違いによる社会的通念の中から生み出された虚像なのです。
最近の若い人たちからは、「男だから…」「女の子は…」といった垣根が一部取り払われ、 薄くなりつつあるように感じられます。
女性の社会進出が進み、女性が男性と対等にやっていける自信の表れではないでしょうか。

春先に参列した結婚式でも、やっと結婚にたどり着いた初婚の中年男性が、人目もはばからずうれし泣きしている横で、 けろっとしている新婦の姿が印象的でした。
近頃は、女性がやたらと「活発」で「元気」がよく、反対に、男性に「女々しさ」「弱々しさ」を感ずるのは、 気のせいだけではないようです。

2003年06月17日

成功を回避したがる女性

【心と体の健康情報-87】
~男の言い分、女の言い分~
「成功を回避したがる女性」

男が今やっていることを投げ捨てて、何か新しいことにチャレンジしようとするとき、そこで妻や母から投げかけられる言葉が、 「将来どうなるかわからないことに何でそんなに一生懸命になるの? 今のままでも十分幸せじゃないの…」

私がセキスイハウスを辞めて、収入ゼロの状態から化粧品販売の仕事を始めたときも、妻の猛反対に合い、拒絶されました。
セキスイは、地位も待遇も給与も満足すべきもので、不満など何一つなかったし昭和53年当時は宅地開発が絶頂期の頃で、会社もその年、富山、 高岡、金沢、加賀、福井と大々的に土地を買収し、宅地開発をからめた新築住宅の受注拡大に取り組んでいたときでした。

何か大きなことにチャレンジしようとするとき、一般的に男性は「冒険」 を好み、「空想的」 「楽観的」 にものを見ようとします。そして、反対されたときは、より「プラス思考」になろうとします。
「成功回避欲求」が働くのです。
女性は男性に比べてこの欲求が強く、課題達成の前に不安を抱いたり、ためらいを覚えたりすると言われています。特に男性が競争相手の場合に、 その傾向が強くなるそうです。

女性は「保守的」 かつ「現実的」 です。問題に直面したときは「悲観的」 になり、あれこれ心配して 「マイナス思考」 に陥りがちです。
男性は「好戦的」 で、争いごとにあえて立ち向かおうとします。女性は「平穏」な生活を守ろうとします。
ですから女性は、成功するための過程で発生する「努力」「犠牲」「不幸」などか逃れようとして、 本能的に「競争」「勝利」成功」などは、 と゛ちらかというと男性の性的役割イメージです。女性の本質は「平穏無事」なのです。ですから、 男性集団の中で男性と同じ土壌で女性を競わせると、女性に「成功回避欲求」 が働き、男性と同じような形で成功を収めることに抵抗を感じ、 チームの中で浮き上がってしまう恐れがあります。
ですから女性は、女性のリーダーの元、女性だけの集団で競わせた方がうまくいくことが多いのです。
女性の社会進出が進む中、真の男女平等を実現するためには、男女の「性的役割」を意識した配慮と、人材の配置・育成が求められるのです。

渋谷昌三「よくわかる心理学」西東社より抜粋

2003年06月20日

がまん強いのはどっち

【心と体の健康情報-88】
~男の言い分、女の言い分~
「がまん強いのはどっち?」

物事を始めたりするときの大変さを、「生みの苦しみ」 と言ったりします。そう言っている男性(私)には、その本当の痛さがわかっていない。
米国の研究で、出産の苦痛は、 「皮下組織に達した第三度の火傷を、下半身全体に負ったのと同じくらいの痛み」だそうで、 かなりの激痛である。
女性は毎月月経痛と闘っている。十人に八人が痛みを感じているという。
そして出産の痛み。そこから「女はがまん強い」 という説が生まれてくる。

本当に、男性より女性の方ががまん強いのだろうか?
モルヒネなどの鎮痛効果のある麻薬は、男性は女性より量を多くしないと効かないし、抜歯の際の麻酔は、 女性は男性の五分の一で済むそうです。
女性の方が量が少なくて済むのは、女性の方が鎮痛剤の効きが良いということも理由にあげられます。

女性は痛みに対してがまん強いというより、生理的に痛みを鎮めてしまい、痛みに強い体質といえます。
痛みに対する男と女の対応は、 男性は痛みを我慢してしまうのに対し、女性は「薬を飲む」「患部を冷やしたり、 暖めたりする」「横になって体を休める」と、あれこれ手をつくして痛みを和らげようとします。

男性は、少し良くなると女性より数日早く退院してしまい、無理に働いてしまうようです。
結果、男性の方が完治に時間がかかってしまうのです。総体的にがまん強いのは男の方かもしれません。長い不況下、 男性は更にがまん強くなっていくようです。
女性は、月経の痛みなどと長くつきあっているうちに、体に負担をかけないよう、賢く対処する方法を会得してきた。そして、 生命を胎内ではぐくむ大役を担っているのです。こと痛みに関しては、男性は女性に学ばなければならないようです。

読売新聞より抜粋

2003年06月24日

地域社会に溶け込めない定年男性

5月に受けた健康診断の結果が送付されて きました。体重の数値が前回26.1だったのが、27. 5と高くなっていました。「肥満度1」です。
総合判定では、肥満以外はほぼ正常範囲内で、特に問題がないようです。

5月30日送信のメルマガでお伝えしたように、タバコをやめたことの影響が肥満に現れ、総コレステロール値が175から217と、 基準上限をオーバーしています。
一年後には、標準値内(199以下)に納まるよう摂取カロリーを少なくし、肥満を解消していかなければなりません。

6月からダイエットモードに入っています。脂っこいものが大好きな私です。
焼肉パーティなどに誘わないよう、ご協力ください!

【心と体の健康情報-89】
~男の言い分、女の言い分~
「地域社会に溶け込めない定年男性」


久しく会っていない学生時代の同窓生から、長年お世話になった会社や、役所を定年退職した旨のお便りが舞い込んできます。 しかし私には、定年退職の年齢になったという実感が湧いてこないのです。

人生90年と言われるようになりました。世界で最も長寿化が進む日本。女性の平均寿命が85歳、男性78歳。 私にはまだ20年も残された人生があるのです。

今、長い企業人生を終えたサラリーマンのOBが、 地域社会の活動に溶け込めずに戸惑っているそうです。地域社会になじめず、様々な活動にうまく参加できずに、 引きこもり状態になってしまうのです。

現役サラリーマン時代から、子供たちの活動を通してボランティア活動に取り組んでいれば、 そんな問題に悩むこともなかったのでしょうが、猛烈社員として会 一筋に勤め上げてきたお父さんには、 如何ともしがたいことなのです。

セキスイにいた頃の私は、家庭や子育ては妻に一切任せっきりで、どっぷり会 に浸かりきっていました。仕事が全て。 家族や私自身の私生活・人生を犠牲にした毎日でしたし、地域社会のお手伝いなど、考えたこともありませんでした。

そういった男性が退職後、地域活動に興味を持っても、女性と対等に仕事をし り、付き合った経験がなく、 他人の話に耳を傾けるのも苦手なため、活動に加わっていけない人が多いのです。
長い間規律と厳しさに慣れ、会社人間が骨の髄まで染み付いてしまっている定年男性が、 地域の集まりに参加してまず戸惑うのが、いつ始まるか、いつ終わ かわからない会合の進め方。井戸端会議のような雰囲気。
ついいら立ってしまうのです。その上、過去の肩書でものを言ったり、企業の論理で女たちに演説をぶったりする。
「今じゃただのおじさん、何を勘違いしているの」。地域活動の中心になっている女性たちの進行の邪魔になったりして。

地域社会の中心になっているのが、家庭を守る女性たちです。子供の成長に合わせ、地域社会の活動に参加し、 ご近所や町内の口うるさい奥様方と、うまく付き合っていくスベを身につけてきたキャリアとは、大きな開きがあるのです。

まず、夫婦の会話の時間を持つようにし、次いで、ご近所の奥様方に声をかけ 対話上手になることが、地域社会にデビューし、 溶け込んでいく秘ケツといえます。企業人生を終えたサラリーマン男性が、地域社会の中で「人生九十年時代」 をどう生きていくかは、今後の大きな課題のようです。                                                                  

                                            読売新聞より

2003年06月27日

伴侶を亡くし、立ち直りの早い女性

我が家は、妻とそして美人(犬)の「ヘブン」の三人家族です。
ヘブンちゃんは、ビーグル犬のメス犬です。八年前娘がロサンゼルスで飼っていたのですが、面倒見切れなくて、はるばる我が家に送り届けられてきたのです。

それまで妻は、犬と見れば怖くて近寄ることもできなかったのですが、小松空港でお見合いしたとたん、 アイフルのコマーシャルみたいになってしまいました。
「ママ!、ママ!…」
ヘブンが来てから夫婦のコミュニケーションもより親密?になり、どこへ行くのもヘブンと一緒。 家族にまつわりついて愛きょうをふりまいています。
ヘブンがいる我が家は天国(ヘブン)です…

【心と体の健康情報-90】
~男の言い分、女の言い分~
「伴侶亡くし、立ち直り早い女性」

長年連れ添った妻を亡くした男性が、急に元気をなくして後を追うように逝ってしまったり、なかなか立ち直れない」と、 これまでよく言われてきたことが、専門家の15年にわたる調査で裏づけられたのです。

「配偶者と死別することのダメージは、男性の方が大きいようです」と、「東京都老人総合研究所」で男と女の心理学を研究してきた、河合千恵子さんが指摘するのです。

配偶者を亡くした東京都内の中高年184人(男75人、女109人)を対象に、約15年に渡って聞き取り調査が行われました。
それによると、男性の六割近くから 「妻の死がその後の生き方や生活にマイナスに影響した」という答えが返ってきたのです。
「仕事の補佐役を失った」、「心の支え、相談相手がいなくなった」、「家事の担い手がいなくなった」などがその理由です。
一方のマイナスに感じた女性は、わずか二割弱しかいなかった。

配偶者と死別した後の生き方では、男性は「思い出にこもりがち」で、「亡くなった妻が望むような生き方をする」、 「素晴らしかった思い出の中に生きる」と答えた人が多かった。
ところが女性は、「趣味を広げ、人とのお付き合いに力を注いで生きる」、「今までとは違った人生が開けてきたので、残された人生を大切にしたい」という前向きな答えが多かった。女性は立ち直りが早く、趣味などに新しく挑戦する人が多いのです。
亡き夫や妻を思い出したときにどう感じるかという質問でも、男性は「いとおしい」「沈んだ」 と答えたのに対し、女性は「さわらいだ」「さわやか」 などと、男女の差がはっきりと出た。

仕事中心に生きてきた男性より、早くから地域社会に溶け込んできた女性の方が、立ち直るきっかけも多いのです。又、男性は生活面でも、精神面でも、妻への依存度が高く、その上この世代はワンマンな夫が多く、ずっと我慢してきた女性は、束縛から解き放たれ、開放感を感じるようです。

結果として、配偶者と死別して孤独感が強いまま暮らすのは男性に多く、病気になったり、早く亡くなったりする比率が高くなるのです。
伴侶に先立たれた悲しみを、どう乗り越えるかで、その後の残された人生に大きく影響しそうです。

読売新聞の記事より

私の母が厳格な父が亡くなった後の15年間、生き生きと自由奔放に人生を楽しんでいたのを見るにつけ、全くその通りだと思います。

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