マスコミほど怖いものはない。それまで信じていたものが、一回の報道で今まで
積み上げてきたすべてを否定され、信用を失墜してしまう。そのニュースの元が、
NHKだったり、"みのもんたの朝ズバッ"だったりすると、100%信じてしまう。
今お騒がせ中の「パロマ事件」のように、企業倫理感が問われる世の中。アガリ
クスも、そのように思われ、問題の企業は一社だったにも関わらず、アガリクスの
すべてを否定され、全てが悪者にされた。
その世界のことは素人同然の記者が、得た情報をオーバーな推測記事にして、
新聞やTVに流す…。社会的反響の中、専門家からその報道の間違いを指摘され
ると、忘れた頃になって「○○日付け報道は間違いでした。お詫びいたします」。
たった一言のお詫びで、さっさと幕を降ろしてしまう。後は知らぬふり…。
何一つ問題のない企業であっても、長年培ってきた「信用」を失墜し、失意のどん
底に落とされる…。そんな事例を幾つも見てきた。訴えようにも、マスコミの壁
は厚い。被害を受けた企業は、叩かれ損。運がなかったと諦めるしかない。
【吉村外喜雄のなんだかんだ - 135】
~食と健康~
「"アガリクスに発ガン物質が…"のマスコミ報道、犯人は残留農薬だった!」
約一ヶ月前、「アガリクスに発がん性物質が! ガンに効くかは疑問…」と、
マスコミで報道され、アガリクス製品の信用が失墜した。
今日は、アガリクスの信用回復のために、書かせていただきます。
アガリクスの原産地はブラジル。原住民が薬草として珍重していたことから、
有名になった。ブラジル産は、量も少なく、そのほとんどがアメリカに輸出さ
れ、日本にはわずかしか入ってこない。
日本に出回るアガリクスは、中国産や、国内で人工栽培されたものが多い。
人工栽培のアガリクスは、栽培高麗ニンジン同様薬効が落ち、価格も安い。
以下、医療機関向け専門情報誌「メディカル・ニュートリション」第88号、
7/1発行の記事より抜粋したものです。
「今回摘発されたメーカーは、中国全土から集められ、乾燥処理した 中国から輸入される食品で、2006年度、人体に有害な残留物が 自然界の薬効植物の研究を行っている、金沢大学自然科学研究所は、 中国産アガリクス。害虫駆除のために殺虫剤が使われ、保存のため 金沢大学の大野教授は、「過去、
全国の研究機関の発表では、アガ リクスを長期連用して、弊害・毒性が確認されたという論文報告は皆無。 |
[栽培から製造・販売すべて一貫生販メーカーで、
産地特定が明らかなノエビア]
中国の生産農家はアガリクスを食さない。
生産効率を高めるため、毒生の多い
農薬を多用。加えて、まだまだ不衛生な中国の農村。牛糞が付着したまま現地
乾燥され、そのまま輸出されたものが日本に出回ったりする。
問題が見つかっても"原産地中国"というだけでは、産地の特定のしようがない。
それに対しノエビアは、台湾に自社管理農園を持つ。スピルリナ(クロレラの
一種)水耕園と、露地栽培のアガリクス農園を経営し、生産・衛生管理は徹底。
栽培から製造・販売すべてに責任を持つ、一貫生販メーカーで、産地特定を明
らかにしている数少ない国内メーカーです。
[ノエビアは、アガリクスが持つ、幾つかの有効成分のみを抽出]
サプリメントには、
ビタミンCやEのように、有効成分を抽出し、何十倍に濃縮して、
販売しているものが多い。
ノエビアのアガリクス。長年、大学と共同研究を重ね、アガリクスの有効成分
「ベーターD・グルガン」「多糖タンパク複合体」などを抽出し、高濃度に精製、
市場に送り出す。不必要な成分や不純物は、生産過程で排除されるので安心。
<自然を科学するノエビア/特許出願件数は、
花王に次いで業界二位>
自然派化粧品を世に送り出して30年。
「自然を科学する」を企業ポリシーに、
世界中に薬草を求め、研究開発に余念のないノエビア。
2004年度の特許出願件数は、花王に次いで業界二位。薬草の研究では、
世界をリードする企業としてその名を知られ、毎年学会での発表が注目される。
昭和薬科大学の田代眞一教授は、「サプリメントの中には、アガリクスのように、
疾病の予防や治療に役立つ、優れた商品があります。今回のような問題が
発生し、使用を中断することで、逆にそのサプリメントを必要とする人の、
健康上のリスクが高まってしまう」と指摘する。
報道したTV局や新聞社。その内容に誤解があり、記事に間違いがあっても、
信用回復に手を差し伸べるようなことはない。警察が誤認逮捕し、留置所に入
れられ、後日間違いでしたと放免されても、侘びを入れるだけ。被害に合った
人が信用を無くし、苦渋の思いをどれほどしようと、知ったことではないのです。