九月中旬に胃と腸にカメラを入れ検査をした。引き続き先週、ガンの早期発見を目的としたPET(ペット)検診というものを初めて受けた。私の家系はガン系。
毎年定期健診を欠かさない。ガンの早期発見を最大目的としている。
ガン細胞が増殖するとき、体内の糖を取り込んで栄養にする。PET検診は、
ガン細胞の周りに集まった糖を浮かび上がらせる画像技術で、通常の検診では発見出来ない小さなガンを見つけ出すことができるのです。
さらにPET検診は、三大死因の一つ、心疾患や脳血管疾患の診断もやってくれる。脳を投影することで、痴呆の早期発見にもなる。
朝食と昼食を抜き、糖分を含んだ飲み物を一切口に入れず、午後一時半から約三時間のコース。寝台に寝かされ、
あのドームのような筒の中へ少しづつ入っていき、全身くまなく投影検査する。(検査時間は30分くらい)
只、健康な人は健康保険が利かないため全額負担。84,000円かかるが、予約待ちになるほど、今最も人気のある検診です。
【心と体の健康情報】
「健康が第一」
健康管理をおろそかにしていたら、気づいたら肥満になっていた…。あわててダイエットにチャレンジするよりも、
2キロ太ったら、直ぐ元の体重に戻していく。
そして、一定の体重維持を心がけていくことの方が簡単だし、健康維持には必用なことなのです。(私自身の問題です)
自分にとって最も注意を払わなければならない健康上の問題は何なのか?
ガンの予防なのか、糖尿病なのか、血圧がやや高めだったり、血糖値が高くなってきたりして、今までの生活習慣のあり方を、
早急に改めていかなければならない場合が多いのです。
病気になって慌てるよりも、健康維持に気を配り、
病気を予防していくことに心を配る方が大事なのです。
私達の体は、自動車のように、壊れたから、耐用期限がきたからといって、簡単に部品を交換するわけにはいきません。
身体の機能が衰えないよう、大切に維持し、長持ちさせなければならないのです。
一つひとつの機能が、いつまでも元気で働いてくれてこその健康なのです。
2000年の日本のガン患者は、約47万人。それが2015年には、 ほぼ二倍の89万人になると推測されている。ガンで死亡した人は、 81年で約16万6千人だっだが、2000年には29万5千人と増加していて、病気で死亡した人の30% を占めるようになった。
一方、早期発見と治療法の進歩などにより、ガンが治る時代になった。国立ガンセンター中央病院の、
治療退院後の5年生存率は、65年当時、男性30%、女性50%だったものが、90年代に入ると、男性55%、女性65%
にアップした。
つまり、早期に発見すれば、治る時代になってきたのです。
ところで、99年のガン患者が一年間に要した治療費は2兆6千億円。一方、
がん検診を受けた人は2千9百万人。費用は約1千3百億円。
その割合は94対6である。予防に力を入れると、
医療費の削減に大変寄与するのです。
米国では、90年代半ばごろからガンが減り始め、上昇カーブがストップした。
徹底した禁煙対策がなされたことと、
生活習慣病にならないための研究・指導を、
強力に推し進めてきたことによります。
例えば米国では、新しい乳がん検査法である「マンモグラフィー」
による検診を、80%を超える女性が、3年に一度は検診しているという。
国立がんセンター資料より