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ヤマト運輸の奇跡-4

■お徳なはなし

旅をより楽しく満足なものにするには、(1)豪華でサービスの良いホテル (2)食事が美味しい。 この二つのうち一つが満たされないと、旅そのものの満足度が低下します。 
私達夫婦が京都で宿泊したホテルは、ホテルプリンセス京都。京セラが経営する高級ホテルです。場所も烏丸四条と五条の間にあって大変便利。

このホテルに決めた理由は、誕生月に宿泊すると、年齢分だけ割引してもらえるからです。私は62%引き。折角だからと、 16階の特別室(一泊3万円)をお願いした。この階はセキュリティーされていて、一般のお客様のエレベーターは止まりません。 すごくリッチな気分で宿泊することができました。

その他、結婚月に宿泊する場合にも、特典があるようです。


【吉村外喜雄のなんだかんだ - 第4号】
~幸せな人生を歩むために~
「ヤマト運輸の奇跡(4)」

元ヤマト運輸社長、都築氏の講演からお伝えしています。

当時、ヤマト運輸が三流に落ちたのは、三つの理由があったと都築氏は言います。
その一つは「惰性の経営」 でした。挑戦しない会社になっていました。そして、 発想の転換ができなくなっていました。 この責任は経営者にあるでしょう。経営者が汗をかかず、楽な方を選択し、 挑戦しなくなったら、 会社は駄目になってしまうからです。

二つ目は「利益第一の経営」 にありました。顧客第一ではなく、自分の会社の利益追求を第一としていました。そして、 顧客の信頼を失っていったのです。雪印や東京電力など、みなそうでしょう。
三つ目は「第一線の運転手の質の低下」 。顧客と直接接する社員さんの質の低下が、客離れを引き起こしました。 そのことに経営者が気づいていなかったのです。

現在のヤマト運輸の第一線の社員の質は、以前に比べ高くなったと思います。
将棋を打つとき、一番活躍するのは、「飛車と角」です。会社では専務や常務に当たります。逆に一番役に立たないのが「歩」 です。歩は最前列に並んでいて、九枚あります。前に一歩進むことしか能がない駒です。昨日入ってきた運転手は「歩」です。 戦力にはなりません。第一線に立ち、お客様と接する機会の多いのも「歩」です。

ところで、将棋の強い人は「歩」の使い方がうまいですよね。相手陣地へ進めていって、「成り金」にしたり、 ここぞという攻めや守りのときに、大切な仕事をさせます。
つまり、歩を金に育てたり、適材適所に駒を動かすことがうまいのです。

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