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傷ついた一言

先週、太平洋戦争の航空特攻隊生き残り、87歳の元軍人の生々しい体験講演を聞いた。歴史の真実を、 正しく語り伝えることのできる語り部は、もうわずかしか生存していない。
「国のために死んでいった特攻隊員たちは、決して国家に強要されて死んでいった犠牲者ではない」「『後のことは頼む』と、 自ら進んで日本民族のために死んでいった」。
「今の平和があるのは、260万柱の英霊が、お国に命を捧げたお陰であることを、忘れてはならない」と、何度も、何度も語っていた。
講演の初めに、国歌を唄った。「君が代」を唄うのは何年ぶりだろうか。二十年ほど前、ライオンズで唄ったような気がする程度で、日常、 ほとんど歌うことがない。
この二十三日の祭日、街で「日の丸の旗」を掲げている家は珍しい。
国旗をどこに仕舞ったか? それすら記憶にない。それでも、私は日本人!


【心と体の健康情報-114】
~男の言い分、女の言い分~
「傷ついた一言」

私の過去を振り返えると、悪意は全くないのに、不用意な一言で相手を傷つけてしまい、 砂を噛むような思いをしたことは、数えればきりがない。
某生命保険会社が、「傷つきました。この一言」 のアンケート調査を行った。男性約八百人、 女性二千二百人からハガキによる回答があった。

女性が人に言われて傷ついた言葉で最も多かったのが、 「最近太ったんじゃない!」11%。次いで多いのが「結婚はまだ?」の一言。
私の若いころは、結婚したら退職するのが慣習で、職場で複数の男性から「まだ!」と、からかい半分に言われて、 居づらくなって辞めた女性が多かったたように思います。
又、お姑さんから「子供はまだ?」 と言われるのも、「大きなお世話」と思いつつ、反論できず、傷つくのです。
私達男性は、女性のスタイルや結婚、子供に絡む言動には、くれぐれも注意する必要があります。

一方男性は、「バカ、アホ、のろま」 などの、軽べつした言葉が15%とトップで、 「若いころに言われて悔しかったことを、いまだに思い出す」と、”心の傷”を告白したハガキもあった。
このほか、男性では「役に立たない」 「そんなこともできないのか」「何年やっているんだ」など、 仕事の出来不出来を言われて傷つくことが上位を占めている。

口は災いのもと、みなさんもご用心。 叱るよりもほめろです。
自分の弱みは、そうっと隠しておきたいし、触れられたくない。だから、人から”ズバッ!”と言われると、傷つくのです。

今は全く気にならなくなったが、十年ほど前は、「お前、頭はげたな…」の一言が嫌だった。 久しぶりに友達と街で出会ったとき、目と目が合って「やあ!久しぶり」。と…、相手の目線が上に行くのです。 何も言わなくても、これが一番嫌でした。

女性の場合は、男性が想像する以上に、男性の目線の動きに敏感なので、 言葉に出して言わなくても心が読まれてしまう場合が多い。女性から思わず「セクハラ」扱いされて、 傷つく男性も結構いるのです。

当社が販売する女性下着や、ブラジャーの新商品説明会では、試着タイムがあります。「いやらしい目で見ていないで…、 男性は早く出て行って」と言わんばっかりに入口の方に目線を送られると、「そんな目で見るなよ!」と、傷つくのです。

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